- Blog記事一覧 -つくば市 妊婦の整体鍼灸情報【子宮外妊娠とは】
こんにちは!リーフ治療院つくば本店、院長の根本です!
本日は、妊娠時に起こるトラブルの一つ、「子宮外妊娠」についてお伝えしていきます。
【子宮外妊娠とは】
子宮外妊娠とは、子宮内膜以外で着床することを言います。通常、卵巣で受精した受精卵は、卵管を通り、子宮の内膜に着床します。
しかし何らかの原因によって、子宮に着床せず、他の場所で育ってしまうことがあります。
子宮外妊娠の発生場所のほとんどは、卵管で起こります。割合で言うと、9割以上と言われています。
子宮外妊娠は、100人に1〜2人に起こると言われているので、誰にでも起こる可能性があるものです。
【子宮外妊娠の原因】
子宮外妊娠の原因は、主に3つ。
①卵管異常によるもの
子宮内膜症や性感染症、術後などが原因で、癒着が起こり、その癒着が卵管に異常をもたらすと考えられています。
②受精卵の動きによるもの
受精卵が何らかの異常により、子宮内膜に辿り着けないために起こってきます。
③子宮異常によるもの
中絶の手術の経験などで、子宮内の環境が変化し、子宮外妊娠を起こす場合があります。
【子宮外妊娠の症状】
初期の段階では、目立った症状はみられませんが、妊娠6週くらいになってくると、人によって下腹部痛や腰痛、不正出血などの症状が現れてきます。
子宮外妊娠は、卵管破裂によって出血性ショックのリスクも出てきます。
【妊娠したらと思ったら】
正常に妊娠した場合、子宮外妊娠の場合、どちらも妊娠検査薬では、陽性を示します。
まず妊娠が分かった時点で、病院受診することが重要です。胎嚢が子宮内にあるか確認し、正常に妊娠しているか見わける必要があります。
先程もご説明したように、子宮外妊娠は卵管破裂などによって、命の危険が伴うものです。
子宮外妊娠によるリスクを減らす意味でも、妊娠した可能性がある場合は、早めの受診を心掛けましょう。